自閉症は3歳くらいに診断されることが多い

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おはようございます☆彡

お母さんのための
「トライアングル健康向上委員会」
山本あすかです
いつも主婦のキモチを読んでくれて
ありがとうございます♪

独り言というには大きすぎる声
わけのわからない言葉を叫びながら
歩いている人を見かけて、

何だか奇妙な人なので、
近づかないように避けて通った・・

そんな経験はありますか?

全然知らない人なのに、
突然あなたの住所や年齢を答えるまで
繰り返し聞いてくる子ども・・・

そんな人を見たことありますか?

そのような人たちは、
もしかしたら自閉症の人かもしれません。

自閉症の人も先日ご紹介した発達障害と同じく
一人一人現れる症状は違います。

見た目にはわかりません。

自閉症の人も根本的な特徴に共通部分はあるものの、
表に現れる状態は一人一人異なります。

例えば目が合わない人もいれば、
目が合う人もいます。

言葉が話せる人、話せない人、
こだわりが強い人、弱い人、様々です。

また、黙って立っていれば、
見た目には普通の人と同じように見え、
一目見ただけでは自閉症とわかりません。

自閉症の人は
1,000人に1人から2人の割合
生まれてくると言われています。

日本全国だと人口1億2千5万人として、
12万人から25万人ということになります。

そして世界人口60億人とすると、
世界には6百万人以上の自閉症の人がいる計算になります。

自閉症のうち、5人に4人は男の子です。
これも世界中で同じです。

1.自閉症の特徴

3才までに次の3つの症状が
現れたとき自閉症と診断されます。

〈社会性の発達の障害〉
自閉症の人は対人関係の質的な違いがあります。


・目線を合わせようとしない。・注意を受けて困っているのに笑ってしまう。

・同年代の子どもと遊べない。

・暗黙のルールがわからない。

・人とほとんど関われない、または積極的に関わり過ぎる。

など人と上手く付き合うことができません。

〈コミュニケーションの障害〉

自閉症の人はコミュニケーションの
質的な違いがあります。


・言葉が話せない、もしくは言葉の発達に遅れがある。・言葉が話せても、意味が正確にわかっていない。
また、場面にあった言葉が出てこない。

・自分の好きな言葉を繰り返す。

・話しかけられたことに合った返事ができない。

・指差し、目配せなど言葉を使わない
コミュニケーションの意味が わからない。

・相手の手を使って何かをさせようとする
(クレーン現象)

などコミュニケーションが上手くとれません。

〈活動と興味の偏り〉

自閉症の人は想像力を働かせる部分に障害があるため、
変わった行動をすることがあります。


・ミニカーを一列に並べたり、
タイヤをくるくる回して眺めたり
そのおもちゃ本来の遊び方をしない。・常同行動(手をヒラヒラさせる、ピョンピョンはねる、
ぐるぐる回るなどの行動)を繰り返す。

・同じ道を通る、同じ順序でするなど、
変化を嫌う。

・教えないのに、標識や数字、アルファベットなどに
興味を持ち、カレンダーや時刻表を覚えてしまう。

といった極端な「こだわり」を示します。

〈その他の特徴~感覚の異常〉
上記3つの特徴以外にもよく見られる特徴として、
感覚が鋭すぎたり、逆に鈍感だったりという、
感覚の異常があります。

・味覚、嗅覚の異常は偏食となって現れることがあります。

・皮膚の感覚が敏感で、ちょっと触られただけでも
痛みを感じる人もいます。

・特定の音を極端に嫌って耳ふさぎをして
パニックを起こす。

・聴覚過敏があるかと思えば、
多くの人が嫌うガラスを引っかくような音が
平気だったりもします。

2.ライフスタイル

自閉症の人たちも、他の人たちと同じように
地域の中で過ごしています。

幼児期

他の子供達と同じ保育園や幼稚園に通っています。
(加配保育士さんがつく場合が多い)

学齢期

知的な遅れがない場合は普通の小学校から中学校、
高校、大学へ進学する人もいます。

知的に遅れがない場合でも、
地域の学校の特別支援学級(情緒障害児学級)に在籍して
そこから通常学級に通っている人もいます。

あるいは、通常学級で勉強しながら
月に何回か通級指導教室に通い、
特にコミュニケーションの勉強をする場合もあります。

知的な遅れを伴う場合は、

地域の小学校、
中学校の特別支援学級(知的障害児学級)や、
特別支援学校に通っている人もいます。

通う学校の種類、進路はその人の発達状況や
保護者の考え方等によってそれぞれ異なります。

成人期

日常生活面で手助けが必要な場合は
施設に入所している方もいます。

グループホームで生活している人もいます。

また、地域の中で障害のない人たちと同じように、
家から仕事場へ通い働きながら、
必要なものを買い物したり、散歩をしたり、
休みの日は余暇活動を行って過ごしている人もいます。

働く場所は、企業に障害のない人たちと同様に
一般就労している人もいれば、
企業の障害者雇用枠で就労している人もいます。

また、障害者のための福祉作業所や
施設などで働いている人もいます。

自閉症は他の障害を合併することもあります。

他の障害と合併することを重複障害といいます。

合併する障害でまず多いのは知的障害です。

てんかんや睡眠障害を合併することもあります。

また、注意欠陥多動性障害(ADHD)や
学習障害(LD)などを合併することもあります。

二次障害として、うつ病などの精神科的症状を
合併することもあります。

重複障害であっても、自閉症の障害特性に
配慮した支援をすることが重要です。

自閉症は、先天性の脳機能の障害による発達障害です。

自閉症とは生まれつき脳の機能がうまく働かないため、
3才以前の早期に症状が現れ、
その困難さが生涯に渡って続く発達障害です。

従って、
「いじめのため自閉症になった」

「昔自閉症だったけどなおった」

「親の育て方が悪くて自閉症になった」

「テレビの見過ぎ、ゲームのやり過ぎで自閉症になった」

などというのは、全て間違いです。

診断

愛する我が子が自閉症と診断されたら・・・

医師から伝えられた時の衝撃は、
当事者ではないと分からないと思います。

認めたくない。

信じたくない。

間違いであってほしい。

受け入れられず、途方にくれている方も多いかもしれません。

診断されたショックも冷めないうちに
毎日の育児に追われ、

わけのわからない行動に
翻弄されているかもしれません。

保育園は?

学校に行くようになったらどうなるの?

将来ちゃんと社会に出ていける?

親が先に死んでしまったらこの子はどうなるの?

不安に押しつぶされそうになっているかもしれません。

ですが、自閉症はずっと以前から
周知している名前でもあります。

お住まいの地域に必ず支援団体があるはずなので
上記にあげたような悩みは、必ず支援制度が
準備されていますのでご相談すると良いと思います。

同じ悩みを抱える人たちはたくさんいます。

既に経験をされた先輩もたくさんいます。

1人で悩んだりしないで、声に出してください。

そして元気になったら、
子供と向き合ってあげてください。

子どもの困る行動の中には、
本人自身が困っているサインかもしれません。

子ども達は自分で自分の気持ちを、
じょうずにお母さんに伝えることができません。

しかし、子どものことを1番理解してあげられるのは
ママやパパしかいないのです。

パパ、ママが理解してあげること
そして、子どもの気持ちを周囲の人たちに
通訳してあげることが、子どもの協力者を
増やしていくことにつながります。

地域の方へ

自閉症の人たちは、見え方、聞こえ方、
感じ方が健常の人とは異なるため、
人とは違った、変わった行動をしてしまいます。

突然大声で叫んだり、走り出したり、
飛び跳ねたり、体を揺らしたり、
独り言を言ったり、ウロウロ歩き回ったり・・

これら自閉症特有の一見変わった行動は、
他の人から見ると意味がないように見えますが、

自閉症当事者にとっては、混乱や不安を感じて
落ち着くためだったり、
そうせずにはいられない何らかの理由があります。

しかし、決して悪気はありません。

自閉症特有の行動は暖かく見守ってください。

また、指差したり、笑ったりしないでください。

危険なこと、やめて欲しいことなどは、
短めに簡単な言葉でやさしく伝えてください。

大声で怒ったりすると混乱してしまいます。

自閉症の人を地域の一員として、暖かく接して
いただけるようお願いします。

子育て

「自閉症」と、はっきり宣告されるのは
だいたい3歳前後が多いと思います。

そして自閉症としての特徴のオンパレードとなるのも、
この3歳頃から就学前までの時期でしょう。

その頃子どもは多動の真っ盛りです。

お母さんにとって一時も目の離せない時期が続きます。

いくら気をつけていても、
一瞬の間にいなくなって警察や迷子係の
お世話になった方もいらっしゃると聞いています。

夜は夜で睡眠障害のため、昼夜が逆転したかのように、
ちっとも寝ないで、朝まで起きていて・・つらいですね。

でも「今が一番大変な時期」と思って、
家族やまわりの協力を得ながら、
なんとかのりきりましょう。

きちんと育てていれば、小学校にはいると、
だんだん落ち着いてくる子が多いのです。

一方、入学してからの学校生活では、関わる先生方に、
それも校内のできるだけ多くの先生方に、
自閉症というものを正しく理解して
接していただくことから始まると思います。

自閉症は、環境の様々な要因によっておきる
後天的な情緒障害とは違い、
先天的な脳の発達障害なのです。

しかし、「情緒障害児学級」という名称からか、
誤解されている先生もなかにはいらっしゃるようです。

そのため、耳からの聞き取りが苦手な子に、
わかりやすくと思って丁寧に話しかけたり、
体にさわられるのが耐えられない子に
スキンシップをはかったり・・と、

よかれと思う働きかけが、逆に
子どもを苦しめていることもあります。

それよりも短く簡潔な言葉で、
できれば見本や実物、カード、
文字など目に見えるものも使って
指導していただければ、

学習にも、次の行動に移る時にも
スムーズに取り組めると思います。

また時間の流れがうまくわからず、
行動の見通しがつきにくいためか
待つことが苦手で不安になる子も多くいます。

できれば、目にみえる形で、
それも本人にわかる物を使って、
スケジュールを作って示してもらえるだけで、
ずいぶん不安な状態が改善されます。

そしてその時間がどのくらい続いて、
終わってあとに何があるか、

子ども達にわかる形で示していただければいいと思います。

この取り組みは家庭でも基本的に同じだと思います。

「食事時間」「買物」「風呂」など、
時間を決めてなるべく変えない。

もしも変更する時には前もって予告してあげる、
なども忘れてはならないでしょう。

あわせて将来の目標や、子どもの将来像を考えた上で、
今なにをやっていくかを学校と家庭で話し合い、
協力しあって育てていくことが大切だと思います。

自閉症という障害は持っていても、
彼らにとっても私たちと同様にたった一度しかない人生です。

自分の人生が大切なのと同じく、
彼らの大切な人生なのですから、

お互いが気持ちよく過ごせるような環境に
みんなで協力し合っていただければと思います。

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